トップページ > 関連機関の紹介
関連機関の紹介
借金の返済で悩んだとき、関連機関を知っておくことは大切です。関連機関は消費者金融の全体像やお金の流れ、法律の大枠を示すものだからです。どの機関がどのような働きをするかを学んでおくことで、自分の立ち位置を知り、いざと言うときにも適切な行動が取れるようになることでしょう。
機関の概要については以下となります。
信用情報機関
信用情報機関では、銀行・信販会社・消費者金融間で生じる事故情報を管理しています。融資を行う際、債務者が同意することによって各金融機関はこの情報を閲覧できます。これにより、金融機関は審査を行います。また、事故情報は保存期間があり、最長でも5年間で情報は抹消されます。
裁判所
自己破産・特定調停など、公的機関を利用する債務整理の場合、裁判所から裁可を仰ぐ必要があります。債務整理での裁判の多くは地方裁もしくは簡易裁のどちらかです。どちらになるかは債務整理の方法や金額によって異なりますが、債務総額が少ない場合や特定調停の場合には簡易裁判所となることが多くなります。
管轄法務局
法務局は特定調停を行うため、必要な書類を貰いに行く場所です。任意整理・個人再生・自己破産など、専門の債務整理業者が手続きを行う際には専門家がすべてを行なってくれます。また特別な債務状況のため、債務者本人が書類を貰いに行く場合でも、何を揃えるべきかなどは専門家がすべて段取りを付けてくれるため、あくまでも目安として覚えておきましょう。
全国公証役場
複雑な借金問題がある場合、債権者とのやり取りにおいて公正証書を作成することがあります。公正証書は借金のやり取りを公的機関に認めてもらう手続きのこと。これを作成する場合に訪れる場所が公証役場です。直接的な債務整理そのものよりも、個人間での金銭の貸し借りなどで活躍する施設と言えるでしょう。