トップページ > 任意整理とは > 任意整理事例紹介

任意整理とは

任意整理事例紹介

※表記の解決イメージないし事例は、過去の取り扱い事件を元に依頼者の特定を防止するため一部抽象化しております。

高田博己さん(仮名)

負債の総額:約300万円(7社)
返済額:毎月約11万円

高田さんはごく一般的な会社員でしたが、高齢の親御さんが脳溢血で倒れて以来、ずっと一人で介護をしてきました。親御さんは入退院を繰り返し、加えて幾度も手術をしたため、高田さんとしては金銭面で相当な圧迫を受けたそうです。貯金が底を突いたものの、それでも次の手術費のため、結局数社の消費者金融からお金を借り、返済が滞りかけたためにまた別の消費者金融から借りざるを得なくなる。このようなかたちで多重債務へと転落してしまったのです。しかし、親御さんが小康状態になったのを機に任意整理を行い、借金を減らしたいと当所にご相談されました。

高田さんは借入をした消費者金融との取引期間が7年以上にわたっていました。このため、利息の引直計算を綿密に行った結果、過払い金の金額が200万円余と算定されたのです。この結果、破産をすることなく任意整理をすることで100万円の残債を約3年間の36回払いで返済する運びとなりました。毎月の返済額は2万8千円程度ですが、高田さんは会社員として定期的な収入があるため、ほぼ問題なく完済することができました。現在では元気になった親御さんと幸福な生活に戻っているとのことです。

山本耕史さん(仮名)

負債の総額:約95万円(4社)
返済額:月約5万円

山本さんはギャンブルが趣味。このため、競馬や競輪・パチンコなどにお金を注いでは借金をすると言うことを繰り返していました。しかし債務超過として消費者金融から融資を受けられなくなったため、今回債務整理を依頼したいと当所にご連絡されました。

任意整理は借金の理由について条件がありません。また山本さんは契約社員として運転手をしているため、定期的に収入があります。このため、今回は任意整理として消費者金融各社と和解交渉をするかたちになりました。消費者金融側は初めのうちは取引履歴の開示を出し渋るなど、非協力的な対応が目立ちましたが、当所が過払い金の推定計算を先方に送りつけたところ、すんなりと履歴を開示。これにより、過払い金として25万円を引き直した上、残債を4年間の48回払いに変更。毎月の返済額を5万円から1万5千円まで引き下げることとなりました。

大竹由紀乃さん(仮名)

負債の総額:約120万円(バイクローン・サラ金2社)
返済額:月約8万円

大竹さんは現在フリーのアルバイター。元々は会社員だったのですが、勤め先が倒産したため、本来ならば返済できるはずの借金が返済できず、仕方なく別の消費者金融から借りて返済に宛てたそうです。その後はアルバイトをしながら少しずつ返済していましたが、就職活動をする時間がない事に気づき、思い切って債務整理をしたいと当所にご相談下さいました。尚、借金の中にはバイクのローンとして40万円がありましたが、バイクの処分だけはしたくないとのことでした。

任意整理の場合、連帯保証人や住宅・自動車ローンなど、残しておきたい借金を選んで整理することが可能です。大竹さんの場合もバイクローンはそのまま、他のサラ金とは和解交渉を開始。バイクローンである40万円は残し、残債80万円からさらに過払い金利を差し引いて60万円まで減額を行いました。この60万円を月々約1万7千円の3年払いにて返済するとのかたちで任意整理は終了。借金の減額ができた上、返済期間を延ばしたことにより、今まで週に6日入れていたアルバイトも3日まで減らすことができ、余った時間を就職活動に宛てることができると、大竹さんからお礼の言葉を頂きました。

岡本但さん(仮名)

負債の総額:約280万円(7社)
返済額:月約10万円

岡本さんは派遣の契約社員。現在は定期的な収入があるものの、不況により、リストラの可能性も我が身にひしひしと感じているそうです。借金の理由は元々が生活費に宛てるためにいくばくか借りたものを、冠婚葬祭や仕事での付き合いなどで出費が嵩み、気づいたときには多重債務の状態になってしまっていたとのこと。ただし、自己破産は行いたくないとのことだったため、今回は任意整理で各社と交渉する流れとなりました。

岡本さんは消費者金融からの借入期間が5年余あったため、まずは過払い分の利息の引直計算を行いました。その結果、消費者金融への金利分を差し引くと残債は約150万円。大幅な減額となりました。この後、岡本さんは一括での返済を希望しましたが、その方法を尋ねたところ、親戚から借金をして消費者金融に宛てるとのこと。岡本さんの現在の資産状況および収入を考えると、当所としては岡本さんの提案は否定はしないものの、それはあまりお勧めできるものではないと返答。岡本さんは3日程熟考された後、残債の返済期間の延長を提案。150万円を60回払いのため、毎月2万5千円の返済を続けると言うかたちで任意整理が終了しました。

鈴木崇人さん(仮名)

負債の総額:約430万円(2社)
返済額:月約32万円

実家の家業が破綻したため、親御さんの借金の肩代わりをした鈴木さん。元々の借金は100万円程度だったとのこと。しかし返済が遅れに遅れ、かつ多重債務になった後に借金の一本化を図るなど、様々な手段を駆使した結果、むしろ金利分がさらに嵩んでしまいました。鈴木さんの場合は月々の返済額が極めて大きく、現在の収入では到底返済ができないと言うことで当所にご相談に訪れられました。

鈴木さんの場合、12年近くも前から借金をしていたため、過払い金の金利が大きく膨らみ、それが鈴木さんおよびその親御さんの生活全般を圧迫する形となっていました。このため、過払い金の金利計算を行ったところ借金はすべて帳消しに。また当所への費用もすべて過払い金で相殺できた上、これまで払い過ぎた分として約320万円が鈴木さんの手元へと戻ってくる形となったのです。

平田優子さん(仮名)

負債の総額:約80万円(3社)
返済額:月6万円

平田さんの場合、借金はそのほとんどが7歳になるお子さんの学費やお稽古の月謝のためのもの。そのため、給料日前に消費者金融で幾らか借りては旦那さんの給料日に返済に宛てると言った形で借金を繰り返していました。しかし、総量規制が行われるようになって以降は借金をすることができなくなり、資金繰りに詰まりがちに。そこに追い打ちをかけるように旦那さんの給与がカットされたため、これまで借りた分の返済すらままならなくなり、結局、旦那さんには内緒で自分の親に事情を話し、連帯保証人になってもらいながら借金をすると言うことを続けてきたのです。

債務整理を行うと連帯保証人に請求が回ってしまいます。また、平田さんは旦那さんにだけはどうしても借金のことを知られたくないと強く申し入れてきたため、平田さんの親御さんが連帯保証人になった消費者金融の借金は任意整理から除外。残る二社と和解交渉をした結果、一社は過払い分があるため、10万円分を減債。残る一社はつい先日の借金であるため、借金の減額は行わないものの、将来利息のカットおよび返済期間の延長を行うことで和解が成立。月々約1万2千円の60回払いと言うことで任意整理が終了しました。

お悩みの方、まずはお電話でご相談ください。 0120-67-3160 受付は年中無休 お急ぎの方は今すぐこちらから

▲ページトップへ