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もう一度よく考えて。借金返済のコツ

目の前の借金を早く完済したい、でも貯蓄もしなければと思うとどちらを先にしてよいのかわからなくなるものです。では、賢い借金返済のためにはどのようにすればよいのか考えてみましょう。

貯金と返済はどちらが重要か

まだまとまった金額の借金があるのに貯蓄を優先すると、長期的に見てかなりの損になることがあります。広く知られているように、今、銀行の預金金利は軒並み0.001%などありえないほどの低さです。それこそ、ATMで手数料を取られてしまうと利息など吹き飛んでしまうくらいのレベルなのです。それに比べ、借金した際に支払う利息はいくら低くなったとはいっても、やはり年利で10%以上は取られることが多いでしょう。そうなってくると貯金したことのプラスよりも、借金が残ることによる利息のダメージが大きくなりますので、一刻も早く借金を返済した方が良いというのが一般的な考え方です。ただ、そこには例外もあります。子供の教育資金でまとまったお金がかかることがわかっている家庭などは手元に資金を残しておかなければならないこともあります。ですから、原則は借金返済を優先、現金が必要な事情が迫っているなら預貯金をキープするといった形でケースバイケースの対応をしなければなりません。

強制的に返済出来るように

借金返済を進めるためには今までと同じ生活パターンを続けていたのでは難しいでしょう。真っ先にやらなければならないのは生活費の見直しです。たとえば、苦労を伴わずに節約するコツは、一番手を入れやすい生命保険を見直す、携帯電話のプランを変更するといったものです。単なるお付き合いで入っていた保険をそのまま解約せずに無駄な保障をつけている人もかなりいるはずです。また、携帯電話についてもライフスタイルによってはガラケーで十分ということもあります。また、意外と聖域化されやすく無駄遣いが多くなりがちなのは教育費です。よく考え直してみたらたいして本人はやる気もないのに惰性で続けている習い事がいくつもある、ということもあります。もし複数の習い事や塾などがあれば数を絞るという決断も必要です。人によってはこういったものの見直しだけで1万、2万の違いが出ることもあります。そしてそれらを見直したら、削減できたお金は始めからなかったものと考えてそっくり返済に回すのです。今は簡単で使いやすい家計簿ソフトもたくさん出ています。毎月、生活費をチェックする癖をつけることで「何に使ったかわからないけれど消えてしまっていたお金」に対する感覚も鋭くなります。しっかりとした金銭感覚を養い、借金体質そのものを根本的に改善するきっかけにすることができるでしょう。

収入を上げることが一番の近道

支出をある程度まで削減することはできますが、それにも限界があります。生活費が足りないことが明らかな場合、改善策として一番効果的なのがやはり「収入を上げる」ということです。家計が劇的に改善するのは、妻が専業主婦だった場合は働きに出てもらい、2馬力で稼ぐことです(このあたりは扶養に入ることによる節税効果とのバランスも考えなくてはなりません)。もちろん、年齢や能力の壁もありますので誰にでもできることではありませんが、転職することにより自分の持つ資格や能力などを活かして収入アップにつながる人もいるでしょう。もし転職が無理でも、今の職場で禁止されていないのであれば副業収入を狙うのもありです。株やFXといった投資もブームにはなっていますが、きちんとした勉強をしないで知識不足のまま臨むと大きな損失につながりますので安易に手を出すべきではありません。金融に詳しくない人は、やはりこつこつと手堅く収入アップできる方法を考えるのが賢い選択と言えるでしょう。

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