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債務超過の際のネットサーフィンは「超」危険 1

インターネットと借金問題

現在、日本人のほとんどの人がインターネットをやっています。ネットをやっていない人の方が圧倒的少数だといえる時代に突入しました。

メールはもちろん、各種情報や物販・流通、交通網など、インターネットは今や、私たちのあらゆる生活に溶け込んでいます。

債務整理においてもまた、当所をはじめ、借金問題の解決をみなさまにお伝えしているウェブサイトは数知れません。

しかしながら新聞やテレビなどの旧メディアはいまだに自分たちの優位を掲げ、インターネットを蔑視している傾向は否めません。

インターネットの特徴の一つに相互の情報のやり取りがあります。要するにどちらが主体というわけではなく、お互いに情報を発信しあうという対等な位置づけに価値があるのです。

これに引き換え、新聞やテレビというものは作り手が一方的に取捨選択した、一方通行の情報の押し付けになってしまいます。インターネットはこの既存の価値を破壊したからこそ、彼らメディアはインターネットに罵声を浴びせ、見下している態度を取っているに過ぎません。

では、新聞やテレビのような旧メディアと比較して、インターネットで情報を得るのは何ら問題がないといえるでしょうか。

答えは「ノー」です。インターネットには大きな2つの問題点があります。これは日常生活においてであれば「ああ、失敗しちゃったなあ」という程度の問題かもしれません。しかし、こと借金問題においては致命的ともいえるものです。なぜなら、借金問題での失敗は人生の失敗に直結しかねないからです。

インターネット上の2つの問題点

インターネットは大変に便利な情報ツールです。しかし、同時に現代ではまだ以下の2つの問題点があります。

(1)情報の精度が低いこと
(2)情報を得る側の主体的な視点に振り回されること

(1)の『情報の精度が低いこと』は、より正確にいえば玉石混交であるということです。インターネットの情報がすべて信用できるかといえば、はっきり言ってそんなことはありません。

これは一言でいえばインターネットは無料の世界だからです。テレビはスポンサーが大金を出してCMを流しています。新聞は広告主がいる上、読者はお金を払って新聞を購読します。

お金を払うということは、当然もらった側にもそれなりに責任が発生します。かたやインターネットは無料です。無料であるということは、一言でいえば誰も責任を負わないということです。

この結果、たとえばサラ金に偽装してヤミ金業者が堂々と広告を出していても、誰もそれに責任を取りません。関係がないし、知ったことではないからです。もしうかつにそれに引っかかったとしても、周囲の人は冷ややかな目で被害者を見るだけで誰も助けてはくれないでしょう。

これはアフィリエイトサイトなどでも同様です。大学生だの主婦だのがあることないこと描き散らして、間違いだらけの借金問題の対策方法などを記しても、誰もその記事に責任など取りません。その文章を書き散らした当人ですら、その記事の内容など知ったことではないからです。

たとえば「サラ金100社 一括審査」などというサイトがあったとしましょう。個人情報を記載すれば、融資が受けられるか一気に100社の審査ができるというシステムです。

しかし、このような一括審査系のアフィリエイトサイトの中にはヤミ金業者が紛れ込んでいることが多々あります。この結果、個人情報を入力した途端に押し貸しに遭ったとしても、制作側のアフィリエイターはまったく責任を取りません。どこの誰が被害に遭ったところで知ったことではないからです。

そしてそれに引っかかってしまった債務者が「だまされた!」と訴えたところで、このアフィリエイトサイトの持ち主が誰なのかを突き止めることは不可能に近いのです。もし、弁護士などを雇えば、それは見つけ出すことは可能かもしれません。

でも、闇金に引っかかった後、さらにお金を払って弁護士を雇い、デマ記事を書き散らしたアフィリエイターを見つけ出すことは資金的にも労力的にもほとんど意味がないといえるでしょう。何よりも彼らを見つけ出したところで、製作者はそこらへんにいるような大学生のような連中ばかりなのです。責任を取れなどと迫ったところで、彼らに何かできるはずもありません。泣き寝入り必至なのです。

これに引き換え、少なくとも新聞やテレビにはある程度の信用があります。彼らは精度の高い情報をきちんと調査しており、そしてそれを生業にしているからです。要するにピーキーなガセネタばかりを書き散らしているような人は、大手の新聞記者にはいないということです。

もちろん、当サイトのように法律の専門家のウェブサイトであれば、それは問題はないでしょう。ただし、それであってもアフィリエイトサイトなどは当然、内容の精度が低くなることは否めません。

インターネットで借金について調べる際、最初に「ガセネタかもしれない」と疑う気持ちを忘れないことは大切です。

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