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債務整理にはメリットもデメリットもある
債務整理をきちんと理解しよう
借金の返済で困り、毎月の返済が滞り始めると、債務整理をしようという考えが浮かびます。
確かに、債務整理は借金問題で困っている人にとって助け舟的な存在で、とても頼りになるものです。
実際に自己破産や任意整理などを行い、それまでの不安が解消された生活を送っている人はたくさんいます。
しかし、債務整理にはメリットもあればデメリットもあることを知っておく必要があります。
メリットとしては、債務整理の種類によって内容は異なりますが、すべてのケースにおいて借金に関する悩みが少なくなることです。
特に自己破産によって借金を帳消しにすることができますし、その他の債務整理であっても大幅に気持ちが楽になるでしょう。
借金額が減ったり、返済期限が延びることによって、気持ちにゆとりができることはとても大きな意義があります。
それだけでなく、債務整理の手続きのサポートを専門家に依頼した際、きちんと話を聞いてもらうことで精神的に落ち着き、今後の人生について冷静に考えることができるようになります。
他にも、これまで執拗な取り立てがあった場合にはそれを差し止めることもできるなど、多くのメリットがあります。
債務整理にはデメリットもある
メリットばかりがクローズアップされることの多い債務整理ですが、少なからずデメリットもあります。
慣れない手続きのため、自力で行うのが難しいとして専門家に依頼するケースは多いものですが、その際に借金の内訳などを説明しなくてはいけません。
もちろん、これは問題を解決するためには仕方のないことであり、この機会に自分を再度見つめなおすためには必要なことと考えましょう。
他のデメリットとしては、専門家に依頼するための費用がかかるということです。
もっとも、あまり大きな負担にならないような費用形態を設定しているケースが多く、中には成功した場合のみに費用が設定されているところもあります。
また、債務整理をしたということは、自分の信用情報に傷がつくということなので、一定期間は借り入れやクレジットカードの作成ができなくなります。
しかしこれらの問題も、借金苦の生活を続けることに比べれば、それほど大きくはないと思われます。
新たに借り入れができないこと以上に、借金で苦しんでいる状況のほうがつらいでしょうからね。
債務整理にはメリットもデメリットもありますが、自分の状況に応じた方法を採用すると、圧倒的にメリットに軍配が上がるでしょう。