債務整理費用の相場っていくらかかるの？

借金に悩んでいて、債務整理を検討している人は多いのではないでしょうか。ただ、気になるのは債務整理の費用ですよね。プロにお願いしたいのは山々だけど、弁護士や司法書士に払う費用は高いイメージがあり、ただでさえ借金で苦しいのに費用を捻出するのは無理だと諦めていませんか？費用に対する不安がなくなれば、安心して債務整理に踏み切れる人もいることでしょう。今回は、債務整理に掛かる費用の相場について解説いたします。

弁護士費用はいくら掛かるの？

弁護士に払う債務整理の費用は、基本的に分割払いになっています。分割回数などは弁護士と相談した上で無理のない範囲で設定してもらえます。

弁護士事務所では、過払い金請求の場合「着手金」「成功報酬」「過払い報酬」の3つが掛かるケースが多くあります。相場は、着手金が業者1件につき2～3万円、過払い金返還に成功した場合の成功報酬が賃金業者1件につき2～3万円、返還された金額から支払う手数料である過払い報酬が、和解で20%、訴訟をする場合で25%のようです。

過払い金請求の他に、債務整理の手段として「任意整理」「個人再生」「自己破産」がありますが、任意整理の着手金の相場は1件につき3万円前後、成功報酬の相場は10万円前後です。個人再生の着手金の相場は40万円前後、成功報酬の相場は減額された金額の10%から20%です。自己破産の着手金の相場は40万円から60万円前後、成功報酬の相場は0円です。別途裁判に関わる費用として、印紙代や切手代が数千円ほど掛かるケースもあります。

司法書士費用はいくら掛かるの？

債務整理のために司法書士に掛かる費用は、大体弁護士費用の80%になります。ただし、あくまでも目安のため、事務所や案件によって値段が変わる場合もあります。借金の金額や何社から借り入れているかによって費用が異なるので、事前に費用のシミュレーションを行いましょう。司法書士にお願いする場合は、着手金が掛からず、成功報酬だけのところも多くあります。司法書士にも個人再生や自己破産などの書類作成業務をお願いできるので、弁護士にお願いするよりも費用を抑えられる可能性があります。

債務整理の費用を抑えるためのポイント

債務整理の費用を抑えるには、自分で出来ることは可能な限り自分でやるようにしましょう。債務整理には、借入契約書や明細書など、多くの書類を準備する必要がありますが、これらの書類を弁護士や司法書士に準備してもらわずに自分で用意することで、費用を抑えられます。

また、事務所によっては無料のメール・電話相談を行っているところがあるので、このような無料相談を利用することで費用を抑えられます。イストワール事務所は、24時間365日有人対応をしていて、無料でじっくり相談できます。借金問題を抱えているときは、無駄なお金は払いたくないというのが本音ではないでしょうか。

無料相談を利用することによって、信頼できる事務所だと納得した上で債務整理を依頼できるので、早めに専門家を頼ることがおすすめです。弁護士や司法書士に支払う報酬は、分割や後払いに対応しているケースがほとんどです。また、民事法律扶助を利用することで、債務整理に必要な費用を立て替えてもらうこともできるので、手持ちがない状態でも債務整理を始められます。過払い金請求は個人で行うとほとんど返還されないケースがありますが、弁護士や司法書士にお願いすることによって多くのお金を取り戻すことができるので、それを債務整理費用として支払えるようになります。総合的に考えてみれば、無料相談などを賢く利用して、早い段階からプロに任せることがおすすめです。