家族が代理で過払い金請求をする時に気をつけるべきポイント

過払い金請求は、原則として本人が行うことになっています。しかし、状況によっては両親や兄弟の借金で悩んでいる人も多く、過払い金請求を代理で家族が行うケースもあります。今回は、家族が代理で過払い金を請求する時に注意した方が良いポイントを解説いたします。

過払い金請求を代理で行うケースとは

家族の借金で悩んでいるという人は多いです。例えば、親から相続する遺産に借金があり、本人が他界していて相続した借金の中に過払い金が発生している可能性がある場合は、家族が代理で過払い金請求を行うことが可能です。本人の身体が不自由な場合や、そもそも過払い金請求をする意思がない場合にも、家族が代理で過払い金請求できるケースがあります。また、過払い金の請求をしたいけど、仕事が忙しくてなかなか時間が取れないという人も、家族が代理として交渉することが出来ます。

代理請求ってどうやってやるの？

過払い金請求は、返還の交渉を業者と行います。委任状を用意すれば、家族が代理でその交渉をすることができます。まず、本人に印鑑証明書付きの委任状を用意してもらい、賃金業者に送付します。その上で借金の「取引履歴」を業者に請求します。予め委任状を送付しているなら、代理人が電話で取引履歴の開示を求められます。取引履歴が届いたら、そこから本来支払うべきだった利息を計算し、過払い金の額を出していきます。細かい計算が多いので、最初は手間取るかもしれません。過払い金の合計額がわかったら、内容証明郵便で配達証明をつけて「過払い金返還請求書」を業者に送付します。その後、業者から連絡が来たら、改めて交渉する流れになります。

代理請求の落とし穴とは

「家族の借金問題の手助けけがしたい」と、代理で過払い金請求をしてあげたいと思う人もいるかもしれません。しかし、賃金業者もプロなので、知識がない個人が相手だと、不当に安い過払い金返還額を言ってくる可能性があります。代理になったとしても、まともに取り合ってもらえないことがあるので、個人が代理で過払い金請求をする場合には裁判をする覚悟が必要かもしれません。裁判までするとなれば、かなりの手間と労力が掛かります。

過払い金請求で代理を立てる場合は、専門知識のあるプロに任せるのがおすすめです。イストワール法律事務所なら、過払い金を100%取りにいく姿勢で臨んでくれます。個人では業者から相手にされず、手間と労力が掛かった上に返ってくるお金が0円というケースも少なくありませんから、専門家に相談することが望ましいでしょう。過払い金請求の目的は、不法な過払い金を返還してもらい、借金問題の悩みをなくすことです。

家族が代理で過払い金請求をする必要があるケースでも、まずは専門家に相談することが重要です。また、法務事務所ならどこでも良いというわけではなく、実績が多く業者との交渉力がある専門家を選ぶことがポイントです。業者との交渉力があるかないかは、過払い金返還額に大きく影響してくるので、信頼できる法務事務所を選ぶようにしたいもの。

イストワール法律事務所は、綿密な引き直し計算と妥協しない交渉で、業者としっかり交渉してくれます。また、過払い金請求をプロに依頼する場合、知り合いの弁護士や司法書士に安易にお願いするのはリスクが高いです。法務事務所にもそれぞれ特徴があるので、事前に情報収集をしたり、実際に無料相談を利用したりして、見極めるようにしましょう。家族に借金があり、確実な過払い金請求を求めるなら、代理請求の相談にのってくれるところもあるので活用してみてください。個人が賃金業者と交渉して闘うことの手間とストレスを考えれば、プロにすべて任せることによって、返還されたお金で費用を払った方がよほど良いということになるでしょう。代理請求の落とし穴に陥らないように、賢く過払い金請求を行うことがおすすめです。