お客様別ヤミ金対策
ヤミ金は舌なめずりをして会社員を迎え入れる
ヤミ金の顧客の中で、最も大きな割合を占める職業が会社員(サラリーマン)です。日本国内の労働者の内、会社員が占める割合は70~80%だと言われています。このため、ヤミ金から借入をする債務者も自然と会社員が多くなるのは自明の理と言えます。ただし、ヤミ金は元々が無職の方や高齢者など、収入のあてのない方がターゲット。それにも関わらず、ヤミ金は会社員がお金を借りにくると、他よりも優先させてお金を貸す傾向があるのです。それはヤミ金にとって会社員とはおいしい「カモ」であるためです。
会社がヤミ金のエジキに
会社員がヤミ金から借入をする理由は様々ですが、いずれにせよ債務者のほとんどは債務超過に陥っています。要するに他の消費者金融から借りるだけ借りて信用を使いきってしまい、もはやヤミ金から借金をするしかない段階にまで追い詰められていると言うことです。
ただし、ヤミ金側の視点に立ってみると新たな疑問がここで生じます。これは、例えば5件の消費者金融から借金をしている人に、お金を貸して、果たしてヤミ金は債権を回収できるのかと言う問題です。結論から申し上げますと、ヤミ金はそれでも回収ができます。一般の消費者金融はヤミ金とは異なり、一般の消費者金融は取立に際して法律で厳しく制限されているためです。
これは例えば、
- 複数人で取立を行わないこと
- 威圧的な態度や言葉で取立をしたり、午後九時以降に取立をしたりしないこと
- 会社に取立に赴かないこと
と言ったものが挙げられます。
しかし、ヤミ金は元々が犯罪組織であるため、このような法律を守るはずがありません。暴力団のような威圧的な服装をした人間が何人も連れ立って深夜の1時・2時でも平然と取立を行います。また彼らは会社に対しても嫌がらせをします。債務者の方もそれを危惧していることが多く、ヤミ金が会社に嫌がらせをすると言えば他の消費者金融は後回しにしてもすぐに返済をすることが多いのが実情です。加えて債務者は会社員のため、毎月決まった額が安定して振り込まれます。このため、ヤミ金は高い金利を設定して債務者が絶対に完済ができない仕組みを作った上で融資を行います。金利のみの支払いである「ジャンプ金」や「スキップ金」を用いて延々とお金を搾り取ろうとするのです。
「いつかは完済できる」と思っていませんか
ヤミ金から借りた時点で「完済」などありえない!
会社員は定期的に収入があるため、どうしても「今は厳しくても、いつかは完済できる」と言う意識に陥りがちです。単純に言えば「来月は分からないけれど今月は何とかなる」との思いが心のどこかに潜んでいるのです。
結論から述べますと、どうにもなりません。通常の多重債務ですら返済がままならない状態にヤミ金への返済を加えると、せいぜいが1ヶ月から3ヶ月、どんなに長くとも半年の内にはヤミ金への返済はできなくなり、その結果、会社に嫌がらせが始まります。
まだ今月は何とかなる。この意識を捨てないと近い将来、債務者の人生には破滅的な問題が生じることになってしまうのです。
「もう返済できない」からが本番
ヤミ金業者は債務者がきちんと返済を続けているうちは、一般的な消費者金融とそう大きく態度は変わりません。せいぜいが口の悪い自営の金融業と言った程度でしょう。しかし、債務者の返済が滞り始めるや否や、犯罪組織としての本性をあらわにするのです。 ヤミ金は融資を行う際、債務者の身分証明書の確認とともに必ず「人質」を取ります。会社員の場合、人質となるのは家族と会社です。債務者が金利分すら返済できない場合、ヤミ金は「人質」を盾に何時間でも平然とごね続けます。また、もし債務者が一方的に電話を切った場合、ヤミ金は即座に家族や会社を脅迫し始めます。
例えば結婚をしている会社員の男性がヤミ金からの督促を無視した場合どうなるでしょうか。ヤミ金は債務者が出勤した後を見計らって奥さんのいる自宅へと取立に入り、借金はもちろんのこと、浮気だの、暴力事件だの、詐欺だのとあることないことを大声で述べられます。さらにそれらを前提に出した上で借金の肩代わりを迫ってくる可能性も否定できません。この場合、何も事情を知らない奥さんは窮地に立たされてしまいます。このようにヤミ金の業務とは「もう返済できない」と言う理由で、債務者が取立を跳ね除けた後からが本番となるのです。
それでも会社に連絡をされたくない
どれだけ支払っても、ヤミ金はいずれ必ず債務者の会社に取立をする
会社員の債務者が最も恐れる「人質」が会社です。ヤミ金対策の無料相談においても「会社にだけは借金問題を発覚されたくない」との言葉が多く聞かれます。
複数の消費者金融からの取立にあわせ、絶え間なく掛かってくるヤミ金からの電話。「もう、何がなんだかわからない」と言う混乱に極みにあって、飛びつくように当所のヤミ金対策にご相談をされつつも、それでも「会社にだけはヤミ金問題を知られたくない」と述べられる債務者の皆様の気持ちを当所は重々承知しております。
その上で最も被害を抑えてヤミ金問題を解決できる方法を提案するのが当所の無料相談。だからこそ、問題が生じそうな場合にはなるべく早く当所に相談をすることが問題解決の早道なのです。
- だからヤミ金対策を
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ヤミ金対策は早く施すほど、被害が少なくなる
本来ヤミ金対策に最も必要なものは「速度」です。当所では最短の場合、ご連絡を頂いたその日の内にヤミ金対策を完了します。これは債務者本人の身の安全を確保すると同時に、会社・家族などへヤミ金問題を飛び火させることを未然に防ぐ意味があります。
ヤミ金への返済が滞り、債務者の方は不安と恐怖で心がいっぱいのはず。加えて債務者の方はヤミ金から借入をしていることなど、周囲の人に話すわけにもいきません。孤独の中で不安と戦っている方は、まずは当所の無料相談フォームをご利用下さい。苦しい思いを人に話し、対処法を聞くだけでさしあたってその不安は払拭されることと存じます。