トップページ > こんな被害に遭っていませんか? > ヤミ金を放置しておくと最終的にはどうなるのか
こんな被害に遭っていませんか?
ヤミ金問題は重篤な病気と同じです。早期でヤミ金対策を施せば施すほど、ヤミ金からの被害は少なくて済みます。一方、この問題を放置しておくと、完全に孤立無援の状態に陥り、最終的には住居すら喪失し、無一文で外に放り出される可能性も少なくありません。それで済むのであればまだ良い方で、場合によっては二度と戻れないような場所に軟禁され、劣悪な環境の下、短い余生を半ば強制とも言える労働によって費やさねばならない可能性すら否定できないのです。
ヤミ金からの取立が酷くなったら
ヤミ金とは単純に言えば詐欺と恐喝を行う犯罪者のことです。はじめに融資と言う名の甘いエサを撒いて、後に恐喝を繰り返して骨の髄までお金を巻き上げる犯罪手法の一つであり、けして金融業ではありません。
ヤミ金から借金をした人は取立に遭うことで初めて、ヤミ金の犯罪の本質を知ることになります。このため、仮に弁護士・司法書士にヤミ金対策の委任をしようと考えても、同時に委任後にヤミ金から「どう言うつもりだ」と脅されたり、見えないところで暴力を奮われたりするのではと言った恐怖が胸の内を席巻するかもしれません。
しかしこの恐怖に打ち勝つことができず、ヤミ金の言いなりになってしまったり、もしくは「ヤミ金が怖くてヤミ金対策の相談ができない。でも、ヤミ金に返済するお金もない」と宙ぶらりんの状態になってしまったりすると、問題はますますひどくなります。
ヤミ金問題を放置しておくと
ヤミ金問題を放置しておくと、単なる取立のみならず、派生的に様々な問題を引き起こします。
具体的には、
金銭問題
第一に挙げられるものはもちろん金銭問題。消費者金融からの利息は言うに及ばず、ヤミ金の利息は日毎夜毎に増えてゆくため、返済の準備もしくはヤミ金対策への委任の決断が遅れると、一瞬の内に滞納となってしまいます。またヤミ金から借金をする人のほとんどが手持ちのお金に困窮しています。既に返せる資金がないために「どうしよう」と頭を抱えていることがほとんどなのです。ヤミ金からお金を借りるのはスキップ金・ジャンプ金と呼ばれる利息分の返済のみであったとしても、まるで綱渡りのようにリスクが大きいものだと知っておかねばなりません。
安全面に対する不安
ヤミ金からの督促に応じない場合、すぐに嫌がらせが始まります。この場合、電話が数秒おきに連呼され、場合によっては債務者もしくは家族に対する暴力や殺人などをほのめかされることになるでしょう。また電話に出ない場合には家に貼り紙をされたり、取立にかこつけて近隣に聞こえるほどの大声で借金を返すように告げられたりします。
周囲が脅される
ヤミ金が「人質」として抑えたがるものが家族と会社への連絡先。ヤミ金に滞納を始めるとまず真っ先にこの二つに大きな迷惑が及びます。のみならず、例えば近所の家や家族の勤め先、子どもの学校にまで取立の電話が入ることもあります。この結果、家族・会社は言うに及ばず、隣近所からの苦情も入ることになるでしょう。賃貸住宅などに住んでいる場合、大家さんに取立が向かうケースもあり、当然即日に近いかたちで立ち退きを迫られる可能性も生じてくるのです。
取立は不定期かつ半永久的に
「放置しておけばいつかはヤミ金も諦めるのでは」との考えは間違いです。どのようなヤミ金であっても、債務者に融資をしている以上は必ず取立を行います。例えば債務者が滞納を続け、かつ電話も切って連絡を断ったとしましょう。その場合、ヤミ金業者そのものが取立に来る可能性は高くなく、自称「ヤミ金の知人」や「友人」などが直接債務者に取立をする可能性が生じます。また、ヤミ金から電話が来なくなったと思ってホッとする期間があるかもしれません。しかし、それはヤミ金が取立を諦めたわけではなく、他の債務者の取立に時間を割いていたため。つまりヤミ金の取立は激しく取立を行い、少し空白の期間を置いてまた再び激しい取立が始まると言うものが半永久的に繰り返されるのです。
飯場や水商売などでの労働も
暴力団などの反社会勢力とつながりがあるヤミ金の場合、滞納をした債務者に対して「働き口」を紹介することがあります。ただし働き口と言ってもこの場合、男性ならば山奥の工事現場、女性ならば水商売がほとんど。またこれらの職場はあくまでも反社会勢力と結託している労働現場であるため、仮に就労したところでまともな生活は期待できません。儲けのほとんどはピンハネされ、なおかつ借金の金利は続いているので、一度労働に赴けば、逃亡を図らない限りはほぼ永久にその場から出ることはできないでしょう。加えて監視下の軟禁状態に置かれるので、逃亡することも至難の業です。
このようにヤミ金問題を放置すると、家族・友人・会社など、周囲からの信頼は失墜し、孤立無援の状態に置かれます。賃貸住宅の場合には住居すら失いかねません。もちろん転職もままならなくなり、しかもお金も底を突いているのです。これは将棋やチェスで言うところの「詰み」の状態。こうなる前に一刻も早いヤミ金対策が必要なのです。
まずは落ち着いて現状把握を
一般的な債務整理でも、多重債務で複数の金融業者から立て続けに取立をされると債務者の頭はすっかり混乱してしまいます。ヤミ金対策をしている中でお客様の多くが述べる「もう、どうすれば良いのかわかりません」とは、債務者であるお客様が心の底から吐き出す苦悶の言葉なのです。
ましてや、ヤミ金の取立は消費者金融のそれに輪をかけて残酷なもの。一度取立を受ければ恐怖に打ちのめされ、もはや立ち上がる気力すらなくなりかねません。ましてやヤミ金から借金をしている債務者のほとんどは、一般の消費者金融からも借金をしているはず。このため、何もかもをかなぐり捨てて逃げてしまいたい衝動に襲われるのも無理はないと言えます。
しかしヤミ金問題を収束させ、借金をなくすことを望むのであれば、まずは大きく深呼吸をして一度落ち着くべきです。
ヤミ金・借金問題の解決を図る場合、債務者はまず二つの問題に目を向けねばなりません。家賃・水道光熱費・各種税金など、目先に迫る種々の問題。そしてヤミ金・消費者金融を始めとする借金問題です。例えば、家賃を滞納していてすぐに退去を迫られているなど、問題の解決に対する優先順位は人によってそれぞれです。
何から取り掛かれば良いのか悩むでしょうが、このようなときのために当所ではヤミ金に対する無料相談を受け付けています。まずはご相談してみて下さい。借金・ヤミ金問題に関してお客様の「最後の頼みの綱」となれる自信があります。