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ソフトヤミ金について
特定業種・地域内でのヤミ金
「ソフトヤミ金」と言う同じ名称で括られてはいるものの、女性の心にうまく取り入るタイプのヤミ金とこちらのヤミ金とではまったく意味合いが異なります。
こちらで述べる「ソフトヤミ金」はコミュニティに関わることが特徴。ある業種や地域に深く交わることで、自身の存在がヤミ金であることを周囲に自覚させません。
これらのヤミ金はわかりやすく言えば「金貸し」です。「金貸し」としてその地域や業種のコミュニティに当然のように関わっているため、例え返済に行き詰まった債務者がいても、債務者自身がコミュニティからはじき出されることを恐れてしまいます。このため、ヤミ金問題としてはなかなか表面には出てきません。また、いわゆる一般的なヤミ金よりも金利や取立が厳しくないことも多く、かつコミュニティ内の多くの人々がそのヤミ金を利用している事実から、ヤミ金対策や通報などで周囲に迷惑をかけることを債務者がおそれてしまうこともヤミ金問題として発覚しにくい一因となっています。
地域にとけ込んでいるヤミ金
コミュニティにとけ込んでいるソフトヤミ金の一例としては、過疎化しつつある地方の寒村などで、個人として細々と金貸しをしているパターンなどが挙げられます。周囲の人々も何十年単位での交流があり、例えば年末などで入り用になった際にお金を借り、年明けに利息とともに返済すると言ったサイクルが定着化していることもあるでしょう。
「昔ながらの金貸し」と言ったかたちで彼らは地元に密着していますが、貸金業として法律に則った資本と資格、登録を有さない限り、これも立派なヤミ金です。
業種にとけ込んでいるパターン
お金の貸し借りと言うものはいかなる場所でも自然に発生するものです。これが個人間の貸し借りならば問題はありませんが、違法な利息を取ったり、複数人に貸しては回収したりするような「業務」となるとヤミ金として扱われます。
同業種・同業者内や会社内、部署内でヤミ金が発生することも珍しくありません。意外かもしれませんが、公務員が同じ部署・同じ課内でヤミ金を営み、検挙されたケースもあります。これらも「地域密着型」のヤミ金と同様、狭い人間関係で形成されるコミュニティ内で発生するヤミ金であるため、きわめて表に出にくいことが特徴です。
同業種・地域密着型のソフトヤミ金の問題点
同じコミュニティ内で生じるソフトヤミ金の問題は金銭に並び、コミュニティでの生活が苦しくなったり、上下関係が発生したりすることが特徴です。
そもそもヤミ金から借入をする人の共通点は金銭的に困窮していること。金利の高さや、暴力性などはケースバイケースですが、ヤミ金から借入を行う債務者は、まず相当に金銭的に厳しい状況に置かれていることは誰の目にも明らかです。このように逼迫している債務者に対し、例えば同じ会社の同僚がヤミ金として貸付を行ったとします。この場合、ヤミ金である同僚は債務者の日常に深く関与してくる上、借金に関しても会社の給与日に真っ先に返済させることになるでしょう。仮に金利がさほど高いヤミ金ではなくとも、毎月借り入れをさせては返済をすると言ったパターンに陥ると、給料日前にお金が足りなくなる頃にヤミ金に頭を下げて融資を受けると言ったサイクルが生じたり、また業務以外にも上下関係が発生したりする可能性も否定できません。また返済できるお金がない場合、業務上や私生活上でもヤミ金の言いなりになってしまうなど、多くの問題が発生してきます。
この問題が発覚しにくいのは、仮にヤミ金問題を表沙汰にすれば、債務者としては「報復を受けるのでは」などと言う恐怖を感じたり、また「嫌がらせによって仕事を辞めさせられるのでは」などと言った懸念が生じたりする傾向が強いためです。
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