トップページ > こんな被害に遭っていませんか? > 執ような取立に遭っている
こんな被害に遭っていませんか?
現状は放置できない
ヤミ金から初めて取立を受けた場合、正規の消費者金融とは異なる凄まじい脅迫に、債務者は驚きと恐怖を隠し切れなくなるはずです。しかしこれはヤミ金がその本性をむき出しにした証でもあります。
ヤミ金は元々、お金のない多重債務者を対象に融資を行なっています。このため、一般的な消費者金融に並んで丁寧な言葉で取立を行なっても債務者はけして返済してくれません。また同時にヤミ金は犯罪集団であるため、例えば「殺す」とか「刺す」などと言うような脅しの言葉を平然と並べ立て、何時間でもごね続けて来ることでしょう。
これに対して債務者ができることは何もありません。もし開き直ったり、電話を一方的に切ったりした場合、問題は大きくなります。ヤミ金は「債務者は返済する気がない」と激しく憤り、夜中でも取立に来たり、自宅の扉に「借金を返せ」などと言った貼り紙をしたりなど、嫌がらせが始まります。
もし、このような現状を放置するとどうなるか。ヤミ金は多くの人々にお金を貸しているため、取立をする相手は複数にまたがります。このため、例えば三日間連続でしつこく恫喝をしてきた後、一時的に取り立ては止む可能性はあります。しかしそれからまた数日した後、激しい取立を再開すると言ったかたちになるでしょう。
どれだけ逃げても取立は終わらない
では、ヤミ金から逃走を図った場合にはどうなるでしょうか。着の身着のままで夜逃げを行うのであれば、確かにヤミ金側としては債務者を追うことは不可能になります。しかし債務者は手持ちのお金がないからこそ、ヤミ金に融資を頼んだはずです。つまり債務者はヤミ金の手の届かないほど遠くに逃げることは金銭的に厳しく、大抵の場合は近くの繁華街もしくはドヤ街などに腰を落ち着けることになります。
ヤミ金はその辺りを熟知しているため、情報を仕入れては債務者を探しまわる可能性も否定できません。そのため、せっかくヤミ金から逃げおおせても、案外簡単に見つかってしまうケースも少なくないようです。
中には計画的にヤミ金から逃走を図る債務者もいますが、幾ばくかのお金を持って遠くの地域に逃げた場合も意外とすぐに捕まることが多いようです。これはヤミ金業者が債務者の住民票などの足あとを、ヤミ金業者間のネットワークを用いて追跡することから発覚するパターンが考えられます。
このようにヤミ金から逃げても、新天地において新しい人生を開始すると言うことはなかなか難しいのが実態です。しかし逃げなければ今度は延々と取立が続いてしまいます。この大きなジレンマに直面し、結局はヤミ金側の言いなりになってしまうのがヤミ金業者の恐ろしいところなのです。
周囲に大変な迷惑が及ぶ
ヤミ金の取立を放置した場合、最初に被害が及ぶのは家族と会社です。この二つは債務者側の泣き所。逆にこの二点に激しい恫喝が及んでも平気な債務者の場合、特別な理由や担保がない限り、ヤミ金は融資を行いません。
ヤミ金は融資の際、身分証明の他に必ず債務者の携帯電話をチェックし、会社及び家族に身元確認を行います。そしていざ債務者が滞納を始めるや否や、家族と会社に即座に連絡を入れ、激しい罵声を浴びせるのです。債務者としては家族にヤミ金問題が発覚されることと、勤め先から解雇されることは何よりの恐怖となります。また同時に「債務者が借金を返してくれないのであなたに何とかして欲しい」と言われれば、債務者も勤め先の担当者も激しい嫌悪を債務者に抱くことになるでしょう。
ヤミ金の取立を放置すると言うことは、枯れ草に火をつけるようなもの。問題は債務者本人のみならず、債務者の周囲の人々を巻き込んであっという間に燃え広がるのです。ヤミ金から逃げることのリスクは甚大なのです。
連絡が取れなくなるとヤミ金対策も不可
ヤミ金は基本的に電話にて取立を行います。このため、ヤミ金からの取立を放置すると言うことは実際には携帯電話の電源を切ってしまうことと同義。もしこれが長期にわたると電話料金の支払いすらも当然滞ってくるため、当所へのヤミ金対策も厳しくなってしまうのです。
また放置と同時にヤミ金からは嫌がらせが始まるため、これを終わらせるにはいずれは必ずヤミ金に連絡をせざるを得ません。とくに債務者の代わりとして家族への取立が始まった場合、債務者は矢も盾もたまらずにヤミ金に連絡を入れざるを得なくなるでしょう。この結果、今まで逃げていた分も含めて激しい罵声と恫喝を浴びせられ、大抵は「ペナルティ」などと称されて、これまでの債務総額の5倍から10倍の借金を課されます。さらにはもう逃げることができないよう、無理やりにも返済の方法を約束させられてしまいます。
具体的には「誰かお金を貸してくれる人は」と散々問い詰められるかたちになるでしょう。実際のところ、ヤミ金から融資を受ける時点で、その債務者にお金を貸してくれる人は非常に少ないのが実情です。ヤミ金はそこを「土下座してでも、なんとしてでもお金を作れ」と凄んできます。もしそれでもお金を作ることができないのであれば「では、どうする」を連呼されることになります。この詰問を債務者自身が返事をするまで続けるのです。
このような状況に置かれてしまうともう債務者はパニックに陥ってしまいます。ヤミ金の言いなりになって犯罪に手を染めたり、もしくは日雇い労働などでお金を稼いだりして、それを延々と返済に充てるかたちになる可能性が高いでしょう。だからこそ、このような事態に陥る前のヤミ金対策が求められるのです。