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自己破産とは

自己破産事例紹介

※表記の解決イメージないし事例は、過去の取り扱い事件を元に依頼者の特定を防止するため一部抽象化しております。

小売業パート(40歳)、夫・子供と3人暮らし

堀田清美さん(仮名)

負債の総額:約220万円(5社)
返済額:月約18万円

就職活動中の夫にかわり、パートで家計を支えてきた堀田さん。しかし、不況の折、50歳になる旦那さんは就職がなかなか思うようにはかどりません。堀田さんはパートを掛け持ちしたり、貯金を切り崩したりしながら生活をしてきたものの、子どもの教育費のためにはときどきはサラ金からも借入をしていました。ですが、あるとき堀田さんが体調を崩したことを機に返済計画が大幅に狂ってしまいました。この結果、だんだんと多重債務の自転車操業へと陥ってしまったのです。

堀田さんが最も危ぐしていたことは債務整理をした事実が職場にばれることでした。これは自己破産をする上で、多くの人が一番心配している点でもあります。堀田さんとしては万一勤め先を解雇にでもされたら生活がしていけないとの必死の思いでしたが、その気持ちは当所としても痛いほどよくわかります。自己破産は官報にのみ記載されますが、一般の人は日常生活の上で官報を見ることなどまずなく、それ以前にその存在すらも知りません。実際、債務者自身が自分で周囲に言わない限り、自己破産が周囲に漏れたケースは当所は見たことがないのです。このため、当所は堀田さんに、自己破産を行っても日常の生活は変わらず、現在の勤め先もそのままであることをしっかりと説明し、ご納得の上、自己破産を行いました。もちろん、債務整理の結果、堀田さんは借金だけがなくなり、今もパートを続けています。

アルバイト(28歳)で1人暮らし

渡辺裕太さん(仮名)

負債の総額:約560万円(5社 内ヤミ金2社)
返済額:月80万円

渡辺さんの借金の原因はギャンブル。パチンコが趣味の渡辺さんですが、あるときつい魔が差してしまい、パチンコのためにサラ金からお金を借りてしまったのです。もちろんそのお金は一円にもなりませんでした。結局、アルバイトの仕事ではサラ金への返済が間に合わず、あっという間に3社の多重債務へ。さらにこの多重債務の返済のため、後日、ヤミ金2社からも借入をしてしまったのです。渡辺さんはサラ金もさることながら、ヤミ金業者の悪辣な金利が膨らんで債務総額は560万円にもなってしまいました。すっかり精神的に参ってしまった渡辺さんは、悩んだ末、当所に相談してきたのです。

渡辺さんの場合、サラ金とヤミ金を分けて対処する必要がありました。いわゆるサラ金会社・消費者金融とヤミ金とでは対応が異なります。サラ金会社はあくまでも法に則った貸付を行っており、債務総額を計算して債務整理の手法を考える必要があります。一方、ヤミ金業者の言い分はあくまでも違法。このため、元金・金利ともに支払う必要はありません。ヤミ金業者からの融資と金利分を差し引くと、渡辺さんの借金の額は約180万円。次に問題になるのは免責不許可事由。ギャンブルが原因で借金をした場合、自己破産の免責不許可事由に該当すると思われがちですが、それはあくまでも一般論です。渡辺さんはなけなしの貯金である20万円をサラ金会社に支払い、かつギャンブルが原因であっても、後は一方的に膨らむ借金の返済のために自転車操業に陥ったことを公的機関にきちんと説明することで無事に自己破産をすることができました。また、ヤミ金については当所のヤミ金問題の対応部署が対策を施すことで、こちらは元金も含めて一円の返済もすることなく問題が収束したのです。

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